2013年7月31日水曜日

椅子の張替え

週末にダイニングの椅子の座面の張替えをしました。表の張替えができるというところが気に入って無印で買ったのですが、今確認したら廃盤になってましたよ。無印っていつ行っても雰囲気の似た物があるけれど、実はしょっちゅうモデルチェンジをしてますよね・・・・。

前に張り替えてから4年くらいたっています。買った時は綿100の座面でしたが、家にあった麻布で張り替えたらさらっとして驚くほど気持ちがよくて、あの時は年に1回くらい張り替えてもいいんじゃないのとか思ってたのに早4年。さらっと感がなくなったのと大分汚れてきたのとでようやく重い腰が上がった次第。


今回の座面は前の家で収納にかけていたカーテンを再利用しました。綿100だったのですが、もっとざらっとした撚りの強い綿か、麻布の方が張替え後の感動があってよかったような気がします。あと、椅子の裏は不織布がかかっているのですが、次にやるときはとびきり素敵な布を裏布にしようと思いました。誰も知らないけど、裏側がとっても素敵ってなんかよくないですか伊達じゃないですか。次の張替えまでに良い物探しておこうっと。いつになるかわかんないけど^皿^



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張替えに使った道具はこれ。


タッカー(100均で840円)、六角レンチ(100均で630円)細めのマイナスドライバー、ペンチ、ハサミ(布が切れるやつ)。

椅子をひっくり返すと、3箇所が6角レンチで止められているので外して座面を取ります。


座面はウレタンが張られた板を布でくるみ、裏側の布の切り目をカバーする形で不織布を張ってスタッカーで止めてあります。不織布のタッカーから外していきます。

不織布を外す写真を撮っておらずいきなり布を外す所からですが、下の写真のように、マイナスドライバーでこじって、ペンチを入れ込み、てこの要領で外します。ちょっとこじってペンチを差し込み、ちょっと上げてペンチの奥まで差し込んで抜くのがやりやすいです。


一番面倒なのはタッカーの針が折れた時です。なるべく残った針も抜きますが、難しいようならペンチの背で押し込んでしまいます。それでもちょっとしたトゲトゲが残りますが、作業が終われば布でカバーされるので大丈夫。作業中だけ気を付けます。

今回は2度目の表替えなので楽ですが、最初の表替えは大変でした。業務用スタッカーは力が強いのでがっちり食い込んでいるのとやたらとたくさん打ち込まれているので何度か投げ出したくなりました。上の写真でも業務用スタッカーの跡がみえると思います。張替え初回はほんと大変でした・・・・

布がはがれました。ウレタンも大分へたってきましたがまだ使えるのでそのままにします。


新しい布をスタッカーで止めていきます。表面にしわがでないよう、引っ張りながらバッチンします。この時、スタッカーの折れた針が残っていることを忘れないようにしないと痛い思いをします。


スタッカーで止める際、対角線上に止めていくのがコツです。最初に4つの角、次に各辺の真ん中。布の方向と張りを均等にするよう気を付けます。打つ位置はあまり外側だと不織布で隠れないし、内側すぎると次の張替えの時抜きにくいのでほどほどのところを止めていきます。角に4つ、各辺3個づつ打って、角の端を折り込んでもう1回づつ止め、余り布を切りとります。レンチで止めるねじ穴にかからないように注意。


不織布をかけます。適当な位置に置いて、ねじをはめて固定してからタッカーで止めます。布を止めたタッカーの間を縫うように止めます。


椅子にはめてねじ止めして完成です。ねじ止めも3個全部を緩めに止めてから3巡くらいしながら完全に締めます。 



完成。

あーさっぱり。




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